1: オムコシ ★ 2014/05/27(火) 18:44:03.37 ID:???.net
 最近では、すっかり市民権を得た観のあるライトノベル(ラノベ)だが、特に10~20代を中心に人気を博している。
そして、5月20日には、NHK Eテレ『Rの法則』で「ラノベの世界リターンズ」が放送された。
『Rの法則』は同公式HPの説明によると、“10代が「気になる話題」をピックアップして、高校生の視点でリサーチ&ランキング”し、
“10代から見た世の中の動き”を見る番組。

 今回の「ラノベの世界リターンズ」は、2012年に同番組で放送された「ラノベの世界」に続く第二弾となる。
インターネット生放送を実施しながら、女子高校生とネットユーザーが人気ラノベでグッときたセリフやシーンを調査し、
ラノベが心に刺さるワケを分析するということだった。

 同番組では、10代女子612人に調査をした結果として、人気のラノベトップ3が発表されていた。
まず3位は『ソードアート・オンライン』(以下、SAO)。
「キャラクターがかっこいい」、「ゲームの世界という設定が面白い」といった理由がランクイン。
また、グッときたセリフとして、主人公・キリトの「オレの命は君のものだ アスナ だから君のために使う」といったものがピックアップされていた。

 2位は『デュラララ!!』。本作では、「ゆがんでいるところ」「うざい感じがたまらない」「ドSなところ」と、
劇中キャラ・折原臨也が人気の理由として挙げられていた。

 そして1位には、10代を中心に絶大な人気を確立している『カゲロウデイズ』が選ばれていた。
特に10代女子の胸キュンポイントとしては、カノの「何を考えているかわからない」「気さくなところ」「人を思いやるところ」だという。

『SAO』のキリトは少し色が異なるが、10代女子にはいまだに“斜に構えた”感じの“オレ様系”男性が人気のようだ。

 また、番組ではニコ生を通じて「ラノベあるある」を募集。
すると「(恋人が)幼馴染み」「よく屋上が舞台になる」「転校生」といった王道の設定が多く寄せられた。
これに対してスタジオの出演者たちは「幼馴染にイケメンがいない!」「最近の学校は屋上に入れない!」
「なかなか転校生が来ない」といったトークを展開。
現実にはなかなかない状況だけにラノベの王道の設定となり、憧れともいうべきそのシチュエーションを追体験できるからこそ、
ラノベは10代の読者を特に惹きつけるのかもしれない。

 時代とともに多感なティーンネイジャーたちに多大な影響を与える小説は、純文学から大衆小説、
ケータイ小説、そしてラノベへと転換してきた。その裾野を広げつつあるラノベ受容に今後も注目したい。

http://otapol.jp/2014/05/post-972.html

【【ラノベ】10代女子に人気の『カゲロウデイズ』キャラは…? Eテレが特集したライトノベル受容の現在】の続きを読む