1: オムコシ ★@\(^o^)/ 2014/05/29(木) 11:38:34.01 ID:???0.net
2014年5月29日8時37分

 団体ボール競技の活性化を目指す組織、日本トップリーグ連携機構(森喜朗会長)は28日、都内で総会を開き、
「2020強化支援プロジェクト」を設置すると決めた。各競技の強化について助言するとともに、内紛など問題点を抱える競技団体には指導、助言をするという。
まずは、トップリーグがナショナルリーグ(NBL)とbjリーグに分裂し、
20年東京五輪の開催国枠での出場が保証されていないバスケットボールの問題解決に乗り出す。

 日本トップリーグ連携機構が設置した「2020強化支援プロジェクト」は、混迷を深めるバスケットボール界の救いの手になるのか。
設置の狙いについて、市原専務理事は「強化はもちろんだが、バスケット、ホッケーなど内紛を起こした団体がある。
内部の人だけでは感情のもつれもある。
我々が手助けできれば」と説明した。

 現時点での最大の懸案は日本バスケットボール協会のトップリーグ分裂問題だ。
国内にはNBLとbjの2つのリーグがある。
普及や強化の面を不安視した国際連盟(FIBA)は08年から改善を要求。
バウマン専務理事は早期の一本化を求めるために昨年12月と今年4月に来日。
進展がなければ日本協会の資格停止や、20年東京五輪に出場できる開催国枠の消滅まで示唆していた。

 団体ボール競技の強化、発展を目指す同機構にとってバスケットボール界の現状は見過ごせない。
川淵三郎副会長は1月の理事会で、
今回のプロジェクトの設置を提案し、各団体の問題点に指導、助言する項目も入れた。市原専務理事は、「川淵副会長がプロジェクトの中心になる」と明言。
スポーツ界に影響力のあるJリーグ初代チェアマンの指導力に期待した。

 バスケットボールだけでなく、リーグが休止中のホッケーなど火種を抱える競技団体はあるが、
団体ボール競技が東京五輪で好成績を収めるには足元の問題解決が先決だ。
同機構は、強制力を持たないが、東京五輪の大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏が会長、日本体育協会会長の張富士夫氏が副会長を務めるなど実力者ぞろいの組織。
1つの「仲裁機関」として大きな重みを持ちそうだ。

 ◆日本バスケットボールのトップリーグ 05年にプロリーグ設置に積極的だった新潟と埼玉がbjリーグを創設。
同4月にスーパーリーグ(現NBL)を運営していた日本リーグ機構から脱退。
以来2つのトップリーグが存在し、現在はbjリーグに22チーム、NBLに12チーム所属する。FIBAから08年に「1国1リーグが望ましい」との指摘を受け、日本協会も検討委員会を設置したが、
ルール、スポンサー、権利などの諸問題もあり、分裂状態は続いている。

 ◆日本トップリーグ連携機構 05年5月、団体ボール競技、8競技のトップリーグが連携し、互いのリーグの強化、運営の活性化を図る目的で設立された。
現在はサッカー、バレー、バスケット、ハンドボール、ラグビー、アイスホッケー、ホッケー、ソフトボール、アメリカンフットボールの競技団体が参加。
これまではリーグ活性化の支援、地域との連携などを重点事業にしてきた。
今年からは6年後の東京五輪を視野に、各団体への指導や助言などにも力を入れていく。

http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140529-1308704.html

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